象牙・牛の角・柘の木など自然素材を主に使用します

象牙

硬く傷がつきにくく、変形等にも強いことから印象に適した印材です。摩耗しにくく風格もあり、実印向きの印材ですが、近年は手に入りにくく、その価格も上昇志向にあります。
当店で使用している「象牙」はすべて鑑定書付きで正規ルートで輸入されたもののみ使用しています。


白水牛

従来は「オランダ水牛」と呼ばれていた陸牛の角です。全体が半透明の飴色に近い色合いで女性客からの人気が高いです。すべてが飴色のもの、少し茶色の筋が入っているものなど模様は様々です。1本1本全く違う色合いをしていて、当店では注文時にお客様にお好きなものを選んでいただいております。


黒水牛

当店は主に黒く光沢のある印材を使用しています。男性からの人気が高い印材です。値段は牛角の中では一番お手頃で、銀行印から実印まで多様に用いられています。


柘(つげ)

薩摩柘、またはシャム柘の略称で、木材の中では目が詰まっていて細かい細工をするのに適しています。当店では薩摩柘を使用しております。印鑑のほかにも櫛やかんざし等の加工品の材料として使われることもあります。明るく優しいは台をしており、女性で柘を好む方が多くいらっしゃいます。
お手頃なお値段ですが、朱肉の脂を吸ってしまい、印面がもろくなりやすいという性質もあります。


樹脂

カラフルで見た目がかわいらしいのですが、熱に弱くて変形しやすいため、実印向けではありません。